タイトルに名前があって表紙に一人で出ていておしゃれなお洋服の子が悪役で、主役じゃない、というのは面白い趣向ですね。
ブッチーはいつも「ブッチーザウルス」になって、主人公をひどい目にあわせ、ミミズ扱いしようとする。でももういや!主人公は「考古学者」になってザウルスの骨をもらおうとするフリをして追い返す。
知恵の勝利ですね。
これ、ママ同士が仲良しなのがちょっと悲劇だけど、イジメ問題じゃないですか。。。
でもふと気になったのは、いつもブッチーのママがお菓子を買ってきて遊びに来ること。服もいつもおしゃれだし、主人公は地味だし。ブッチーママ=金持ちと主人公=貧乏という構図があるのかな?イジメの背景まで、いろいろ考えてしまう本です。