検索したら、同じような題名の作品が4冊も上がってきました。
作家さんが思い描きやすい題名なのでしょうか?
この絵本は、岩崎ちひろさんが、ラリモスのフランス映画「赤い風船」がお好きだったので、生まれた作品だそうです。
映画時代は1956年物。この絵本の初版は1968年。ざっと40年前の作品です。
すごく古いですよね〜。でも、全く時代を感じませんでした。
だって、今の子どもたちも「風船」は好きですよね?
うちは買い物の時、おまけに貰ったりするとめっちゃ喜びます。
9歳ですけど…。
この絵本には、そんな子ども心がぎゅ〜っと詰まっています。
そしてラストは、原作がフランス映画だからなのでしょうか?
妙にファンタスティックに終わっていました。
こんな不思議な感じで終わるところも、子どもたちの好奇心を誘うかもしれません。
幼稚園くらいから、小学校高学年まで、意外と楽しめる絵本だと思います。