子ウサギのけんたは、おかあさんのエプロンを作った
布の残りで小さな巾着袋を作ってもらいました。
その小さな巾着を持って、けんたは宝探しに出かけました。
ところが、宝探がしはうまく行かず、てんてこ舞い。
そんなときにおばあちゃんの家からドーナツの良い香りがしてきました。
そして、おばあちゃんの家で思いがけない素敵な宝物を見つけるのです。
それはきっと、おばあちゃんにとって大事な宝物でしょうね。
ほんわかとした松野さんのお話しと、かまたさんの挿絵が
すごく合っていてほのぼのとしてきます。
けんたが宝物を見つけたときのシーンのおばあちゃんの
家に飾られた絵も、家族愛を感じられてすごくよかった♪
細かいところにまでものすごく気を遣ってくれたところを
ページの所々にしっかり感じます。
後半の出会った動物たちへのフォローもさりげなく、
とても素敵!!
私たちにとっての宝物を探してみたくなりました♪