ポーランド民話だということで、読んだ後のなんともいえない「これでいいのかなあ?」的な気持ちは、民話なんだからとさらりと消化しました。
おおかみさんの自由奔放な言動がなんともおかしくって、ひばりさんの気持ちを考えると、がまんならないのですが、やりたい放題の気持ちよさを味わってみたいなあという気分にもちょっぴりなりました。おおかみさんがちゃんとひばりさんのいうことを聞いてくれるのかだけが心配だったのですが、最後にあっさりやってのけてくれたので安心しました。
ポーランドのお話ということで、民族衣装を着た人々が出てくるページは見ていて本当に楽しいです。佐々木さんの絵が、まるでポーランドの画家さんの絵のように見えて、それくらいしっくりきていました。