関英雄さんのお話に いもとようこさんの絵の 絵本です
ほたるは 男の子に捕まえられて かごの中で 死にそうになるのです
男の子は 死んだと思って 窓から捨てるのです
この男の子は 生きものの死を あまり考えずに 簡単に捨ててしまうのですが・・・・
ほたるは まだ命があったのです
しろい ばらの花の なみだの ひとしずくで 救われます
もの悲しいお話です
死にそうになった命に 寄り添う しろいばらの花
生きる希望を 与えてくれたのです
その姿を冷静に見ていた あかいばらの言葉に
しろいばらは 「ほたるは 自分の力で とびたったのよ」 こう言い切ります
しろいばらから 寄り添って 励ますとは
信じることの大切さ そんなことを 教えられました