4月から小学生になった息子へ読みました。
大人でも、どうしても苦手な人、ともすれば嫌いな人いるよね。そんな時にはこう考えても良いんじゃない?
自分の中の悲しい気持ち、イライラする気持ちや、他人への嫌悪感に対するモヤモヤする気持ちを上手に伝えてくれる絵本でした。
幼稚園や保育園とは違い、成長するとみんな仲良く!では済まなくなってきますよね。
価値観の違い、生育環境での違い…みんな仲良くしましょう、相手の価値観を認めましょう。
私が受けてきた学校からの道徳的教育はこんな感じでしょうか。でも嫌いな人が居ても良いんだよ!と言われたことはありませんでした。
流石に今のご時世、学校もそんな事を面と向かって言えないとは思います。
だからこそ「ころべばいいのに」と思う気持ちをユーモラスに描いてくれたヨシタケさん、流石!!とおもいました。
基本的に穏やかで、まだ他人に対して嫌いだ!と強く思ったりする事が無い様子の息子ですが、この絵本も繰り返し読んで?と持ってきます。
大きくなって色んな気持ちを経験するだろう息子のそばに、ずっとそっと置いておきたい本です。