月への遠足だなんて、なんて羨ましいんでしょう。いつかはこんな遠足も実現する時代が来るのかもしれませんね。
まず最初に絵本を読んで思ったのは絵が綺麗ということです。絵が綺麗なので本当に月に遠足に行った気分になれてしまうので、そこもすごいと思いました。
先生も子供たちも別にそんなに興奮をしている様子もなく、当たり前のように月の上での遠足を楽しんでいるので、読んでいる側にもなんだかこんな遠足は普通なんだ、と思ってしまっている自分がいました。
ひとり取り残された子も平然としていて、一人になってもお絵描きを始めたり、「え〜???普通ならどうしようって慌てふためくでしょ〜!」と声を子供と一緒に声を上げてしまいましたが、未来の遠足なので、やっぱりこれが普通なんですよね。すごい。。。
宇宙人に出会っても怖がらず、一緒にお絵描きを楽しんでいる男の子を見ていると、すごいなあ。。。と関心をしてしまいましたが、最後の方で先生が戻ってきた場面で、宇宙人がそっと男の子の書いた虹の絵に手を伸ばしているところが描かれているのですが、その絵は一体どうなってしまったんだろう。。。とついつい気になって色々と想像を働かせてしまいました。
あまり文字がないのでその分想像力が働いて、私の意見や子供の意見を聞くと色々と想像が違っていて、すごく盛り上がれました。ちょうどうちの子は宇宙人とかすごく気になっているところなので、この絵本はとっても娘にヒットしました。
子供と一緒になって続きを考えたり、場面ごとにこの子は「どうして〜しないんだろうね」、とか「どうして〜なんだろう」、とか色々と話が盛り上がって、とっても子供と楽しくて素敵な時間が過ごせました。
簡単に読めてしまう絵本なのに、ここまで子供とのコミュニケーションが取れて楽しめるなんて素敵だな、と思いました。それだけではなくて夢も読む側に与えてくれるので本当に素敵な1冊だと思います。
多くの子供たちに読んでもらってもっともっと未来に夢を持って大きくなってもらいたいな、と思いました。きっと今は不可能なことでも未来になればきっと可能になっていることだって有るんだと思います。
とってもオススメの1冊です。