やはり、評価の高い作品ですね。
結婚前に二度、出産後息子のために一度読みました。
今回小学校の図書館で、2008年7刷を見つけ懐かしく読みました。
石が好きなシルベスターが、幼い頃の我が息子と重なります。
魔法の小石を手にして、喜んでいたのもつかの間、大変な事がシルベスターの身に…。
何度読んでも、これ以降の両親の心情に共感し、季節が秋へと移っているいるページでため息が出てしまいます。
春のページがまぶしいくらい明るく、希望の持てる結末を予感させてくれます。
よくぞピクニックに行く気になってくれたと、やはり読後に思いました。
シルベスターのジレンマと、両親の深い絶望が読者を最後まで惹き付けるのでしょう。
感動のラストに、当時息子は私に抱きついてきました。
3歳の頃の感動の一冊です。