1ページ1ページとても細かく描かれています。
私が特に好きなシーンは最初の方の、子どもたちが池のそばで、
かえるたちと飛びっこしたり、こうもりの背中に乗せてもらっているところと、
(へび自体は嫌いだけど)お父さんがまつかさの鎧を着て、へびを退治しているところ!
お父さんの後姿、カッコイイです!!まだ読んでない人、ここ必見です。
その後子どもたちがお父さんの狩りの真似をして、ありにかまれて泣いているところも捨てがたいほど好き!
いかにも子供らしい描写と、自然の中での自足自給の暮らし。
もし、できることなら、体験してみたいです。
最近邦訳されているベスコフの作品は、少々サイズが大きめで、お話も長いものが多いので、絵本としてはかなり重いです。
なので、大勢いる場所での読み語りで、ずっと絵本を持ちあげているのは、ちょっときついと思います。
出来たら少人数か、親子でひざに乗せたりしながら、この絵本を読んでほしいな。
こびとの子どもたちがとても子どもらしくて、可愛いです。
読んであげれば、幼稚園くらいのお子さんから楽しめそうです。