息子が図書館から借りてきました。
我が家の息子にしては珍しいチョイスだなと思って読み始めました。
森の奥でくらすこびと一家の生活の様子をていねいに描いた作品です。
白黒とカラーのページが交互で落ち着いた配色ですが、
森の自然、動物や木々の様子がとても繊細に細かく描かれていて見事です。
こびと達も表情豊かで森に行けば本当に出会えるかも・・と思ってしまいました。
最近「ファンタジーの世界」への興味がでてきたらしく、
(もっぱら「竜、魔法使い、こびと」などがキーワードですが・・)
タイトルに魅かれてこの作品を手にとった息子。
息子が期待したワクワクの冒険物ではありませんでしたが、
自然とともに暮らす時間の豊かさを十分受け取り、
この作品の魅力をおおいに満喫したようです。
すっかり気に入ったみたいで何度も読んでいました。