絵のタッチが好きで、購入しましたが…。
お金がなくなったお母さんのために、仕事を探しに出かける大男のジョン。王様のお城で働くことになり、大きな体を生かして、活躍します。この辺りまではよかったのですが。お城をこわしてしまっても、元通りにしたので、王様たちが「なみだをふいて、いいおしろになった」と喜んでくれたところや、妖精たちは、魔法の音楽をやめてといってもやめてくれず、そのせいで散々な目にあったのに、最終的にはジョンの家でみんなでなかよく食卓を囲んでいるところが、娘には「わるもの?いいもの?」と意味がわからず、随所に描かれている挿絵のユーモアまでは楽しめませんでした。このあたりは私も同感…。
もっとおおらかな気持ちで読まなければならないのかな?