ついつい天人から羽衣を盗んだそうすけから、
まんまと横取りして売ってしまったごんぺえといい、
殿様に献上して取引をしたとうべえといい、
綺麗な織物をもっと欲しがる殿様といい、
欲張りが沢山出てくるなぁと思いました。
そしてそうすけに知恵をつけて、
まんまと殿様のところに居ついた天人も、ある意味策士。
自分が逃げ帰った後、そうすけが罰を受けるかもしれないと思わなかったのでしょうか。
まあそれは、羽衣を盗んだそうすけが一番悪いのかもしれませんが。
思っていたのと違うお話でしたが、
昔話や神話などをもとにすると、いろいろと派生したお話になっていきがちなので、
このお話もそうなのかなと思いました。