トゲトゲが嫌われて、いつもひとりぼっちのピックルは心まで
トゲトゲになっていました。
やっと友達になれたイモムシのフローラさえも、美しい蝶に変身したことで、
またピックルはトゲトゲの心に戻り、荒れてしまいます・・・・
いもとさんのあたたかい絵とマッチして、涙がでてきました。
ずっと淋しかったピックルは、やさしいあらいぐまのおばあさんの腕の中で
どんなに癒されたことでしょう。
最後はおばあさんにおんぶされて嬉しそうなピックル。
そして、戻ってきたフローラも嬉しそう。
トゲトゲの心とさよならしたら、大切なものを取り戻せたの
ですね。
3歳の娘には、どれくらい気持ちが伝わったかはわかりませんが、
この本を読んで、見た目に判断されずに、あたたかい目で人を
見ることができる子に育って欲しいなと思います。
大人の私にもほんわかと嬉しさが伝わって、とても癒された
絵本でした。