6歳の長男が自分で読める本を探していて巡り会った1冊です。
以前からリンドグレーンの作品は何となく女の子向けのような気がしていて、読み聞かせたこともほとんどなかったのですが、これを読んでかなり印象が変わりました。
男女関係なく面白いです。小さな子供の行動が本当によく描かれています。2歳のシャスティーンの気まぐれや、端から見るとよく分からない喜びのツボもそうですし、それを取り巻く大きい子たち(でも5、6歳くらいでしょうか)の発想も本当にその年齢に特徴的なものです。
うちには2歳の次男がいるので、長男は「うちのことみたいだ!」とすぐに話に惹き込まれていきました。
ハードカバーでページ数もそれなりにありますが、かなり字が大きくて、文章が読めるようになった子供でもあっという間に読み終わってしまいます。最初の一人読み挑戦にはぴったりですが、長男の場合は保育園登園前の朝に15分くらいで読み終わってしまったので、購入してちょっともったいなかった気もしました。
でも、これを機に、児童書の方のやかまし村シリーズに興味を持てそうで、数年後が楽しみです。