おじいちゃんの残した手紙には大切なことがたくさん書かれていました。このおじいちゃんの手紙を家族で毎年クリスマスに読むという習慣にしている孫娘のミア、本文はほぼおじいちゃんの手紙の内容で占められています。
孫に宛てられたおじいちゃんの手紙。それは単純な思い出話だけではなく、おじいちゃんが本当に伝えたいこと、これから生きていくうえで大切なことがぎっしりと書かれていました。それは孫への愛情から来るおじいちゃんなりの危機感だったのかもしれません。
SDGsにもつながる、これから未来に向けて私たちが考えなくてはいけないこと。子どもたちが直面する問題の数々を、私もこのおじいちゃんと同じ気持ちで考えていきたいと思います。とても心に響く一冊でした。我が家もクリスマスにこの絵本を毎年読んで未来のことを考えるきっかけにしたいなと感じました。