読み聞かせボランティア養成講座で、長く読み継がれている本を読んで選書眼を養いましょうと言われたリストの中に入っていた本です。
読み始めて、絵本なのに意外と長い内容であることに驚きました。
最後にボストンの地図があったのですが、息子にとってボストンとし「愛少女ポリアンナ」の病院のあった場所、アニメに出ていたイタリア街を探していました。
かもさん夫婦が卵を産む場所を探している場面では、ハラハラと成行きを見守りました。
かもたちの成長を見守るマイケルさんの優しさが伝わってきました。
かもの子どもたちに安全を教えるところでは、おかあさんの視線になりますし、その他のところでは、マイケルさんの目線になるのを感じながら読んでいました。
かもたちが道路を通る時には交通規制をして見守っていたニュースを見たことがありますが、都会の喧騒の中にも、小さな命が生きているところに感動と心和むものを感じるように思います。
最後はほっとした思いとよかったという思いで本を閉じました。
派手さはないですが、長く読み継がれている本の力強さを感じました。