鴨のマラードさん夫婦は卵が孵化する時期が近づいてきたので新しい巣を探します。
森の中はきつねに狙われるし 水の中にはカメがいて 子育てするには危険すぎます。
鴨の夫婦は疲れ果てて 公園の池の中にある小さな島で休憩します。
そこでは公園に遊びに来ている人たちがピーナツを投げてくれたりして食料には事欠かなさそう!
いよいよ ひなが孵って お引越しの日
鴨の親子が道路を歩いている姿を発見した警察官のマイケルさんがパトカーまで出して
鴨の親子を守ってくれます。
行き交う街の人々の視線も心なしか温かく思えて微笑ましい…
現代日本は少子化とかで対策が叫ばれていますが
そのわりには本当に助けになる政策は打ち出されず社会も冷たい気がします、、、
この「かもさん おとおり」のような温かく子育てし易い社会になるといいですね。
本の表紙には「読んであげるなら5歳から」「自分で読むなら小学校中級向き」と書かれていますが
全部で64ページもあり字も小さいので乳幼児には向かないかもしれません。