今、中国でとても人気のある絵本作家さんの作品だそうです。(私は今回、この作者さんの作品は初めて読みました)
絵は、フランス人のイラストレーターでエレーヌ・ルヌヴーさんです。
このイラストは版画絵ですかね。線の感じがそんな風に思えました。
テキストと絵のバランスがとてもよかったです。
枯れてしまった木の話だったので、全体寂しい物語かと思っていましたが、最後に暖かい春が来て、この木にも再び春の芽吹きが訪れてくれて素敵なエンディングを迎えてくれてよかったです。
枯れた木でも、「木」自信が願えば、蘇ることが出来るだ。だから、きっとこの作品を読んでいるみんなも、強く願えば思いは叶うよ。と、言ってくれている気がしました。