ドイツ出身の作家による作品。
スモンスモンって何?と感じたら、もうこの作品の世界です。
どうやら、表紙の小人もどきが主人公。
のっけから、ゴンゴン星に住んでいます、と、異世界に連れ込まれます。
異世界ということで、出てくるアイテム、キャラクターが皆、オノマトペ語!?で説明されるから、
読み手も必死です。
不可思議な絵から読み解き、ああ、この実がロンロン、舟みたいなのがトントン、の状態です。
キノコの世界?
スモンスモンも首が伸びたり、もうカオスです。
でも、シュールの一歩手前というか、出会いや助け合い、分かち合いが
不思議にストンと、心地良いです。
もちろん、オノマトペ語が、文章にリズムを与えています。
小学生くらいから、読み解いてほしいです。