かんたろうは、ペットショップで見つけた子犬が欲しくてたまらない。
お母さんにおねだりするけど、インコのピピちゃんのお世話もままならないくせにと、一喝されます。
ピピちゃんがいるから子犬が飼えない。ピピちゃんが死ねば、子犬が飼える?ピピちゃんいつ死ぬんだろう。
そんなことを考えた次の日。ピピちゃんが・・・・・。
自分を責めて責めて泣き続けるかんたろう。悲しいよね。悔しいよね。辛いよね。気持ちが痛いほど分かります。多かれ少なかれ、こんな経験した人は多いんじゃないでしょうか。大切なものは失って初めて気づくんですよね。
まさかこんな悲しいお話だとは知らずに読んでいたので、読み終わったあと、しばらく呆然としてしまいました。