「名探偵コナン」に出てくる主人公や探偵の名前は、この「怪人二十面相」が元になっているという事は有名ですが、実際に少年探偵シリーズを読んだことのある小学生は、今の時代あまり多くはないかもそれません。70年以上も前に書かれた作品ですが、この青い鳥文庫版は、文体も挿絵も現代向けになっていて、平成生まれの息子も違和感なく楽しめたようです。
日本の探偵小説の創始者と言っても過言ではない江戸川乱歩作品は、教養として必ず読んでおきたい必読書だと思います。
名探偵コナンには、その他にもアガサ・クリスティーやモーリス・ルブラン等、推理小説作家を由来とするキャラクターが多々いるので、それらの作品もコナンをきっかけに手に取ってくれたらと期待します。