象のババールのキャラクターは、以前からかわいらしくて大好きでした。
その象の王様ババールが、妻のセレストと気球に乗って新婚旅行へ出かけます。悪天候の中、気球が落ちたのは、人食い人種がいる島で、人食い人種は、象もおいしそうだと食べようとしたからさあ大変。二人は、その島からくじらに乗って逃げ出しますが、くじらは二人を岩場に残し、魚を追いかけているうちに忘れて行ってしまいます。船に助けられるが、サーカスに連れて行かれて・・・。
奇想天外な象の新婚旅行。気球に乗って出掛けるところまでは、ロマンチックでいいなーと思ったけれど、その後は、さんざんな旅行になってしまう。やっとの思いで国に帰り着くと、なんとサイと戦争が始まっていて、すっかり変わり果てた森の姿にショック。しかも、その原因は、幼い小象のいたずらなんて・・・。なんでこんなに暗い展開になってしまうのかと思ったところで、ババールの考えた秘策が笑えて、やっと明るい未来が見えてきました。
最後は、平和を取り戻しますが、なんだかいろいろなことが今後も起こりそうな予感がします。このシリーズまだまだ読みたくなりました。