ババールの2作目。今回は”大型絵本”を借りてきました。ひとまわり大きいだけで、受ける印象も違ってくるのが不思議です。
象の王様ババールとお妃セレストは気球で新婚旅行に出かけたものの、嵐のおかげで気球は墜落。その後は、人食い人種に襲われそうになって戦ったり、くじらには岩場へ忘れ去られたり、船で助けられたもののサーカスへ連れて行かれたり・・・ とっても波乱万丈な旅となっていきます。
ところが懐かしいおばあさんに再会したところから話は一転。ゆっくり休むことができ、3人でスキーにも行きます。そしておばあさんを伴って象の国へ。留守中に始まったサイとの戦争も、ババールの名案で一気に決着。王様ババールを確立させた出来事だったように思います。
前作同様、楽しいことも悲しいことも、その他いろんなことが盛り込まれていて、単純に「おもしろい」というよりは「考えさせられる」絵本です。文字数も多く、読み応えがあります。わかりずらい(難しい)言葉も結構多く出てくるので、少し大きい子供たちや大人向けの作品かなと思います。でも早速3作目を借りてくる予定です。