悪魔の子としての修行(?)で、人間界へやってきたアスモデウス。
悪魔の子なのに、あまりにも優しいので、人間たちにもばかにされ、虐められてしまうほどのお人よし(悪魔にこんな形容詞でいいのかな?)
そんな悪魔を悪ガキから救ってくれたパン屋さんのお兄さんが、とってもよかったです。
アスモデウスが天使と間違えてしまったのも、うなずけました。
このまま、天国に行っちゃうかと思いました。
後半に登場するクリスチーナは、また絵に描いたようないい子で〜。
アスモデウスのお父さんも、子煩悩ないいお父さんだな、悪魔でなければ、もうい言うことない!いいお父さんだと思いますよ。
小学校中学年くらいから、中学生くらいまでお薦めします。
(絵本にかなり近い)イラストの多い児童書なので、本が苦手なお子さんも読みやすいと思います。