子ぶたのトムは、自分のしっぽが嫌い。
くるんとまるまって、
輪ゴムみたいで「ばっかみたい!」と、
いつも文句ばかり。
農場の仲間たちも飽き飽きしてきて・・。。
その時、トムが憧れる馬のハンニバルが、ある提案を・・・。
まんまるでポチャとしたトムが、
転んだり飛ばされたりする様子は、
いたずら盛りの子どものようだ。
その様子が、キュートに、
そしてユーモアたっぷりに描かれている。
うんざりしながらも、トムに協力している農場の仲間達。
気のいい仲間に囲まれて幸せな環境で、
のびのび育った子ぶたのトム。
みんなのおかげで願いがかなったけれど、
またまたトラブルが・・・。
何でもかんでも他人ものがよくみえて、
欲しくなる子どもの心理を、愉快に描いている。
終始画面に登場している青色の蝶は、
懲りないトムのやんちゃぶりを楽しんでいる様にも見える。