お話、、というよりは、ドキュメンタリーのようです。
主人公は、たこのオクト。海に住む、たこです。
住処を追われ、次の住む場所を探し。
小さな生き物を捕まえて食べ。
そして、卵を産んで、、、一生を終えます。
オクトは死んでしまうけれど、生んだ卵がふ化して成長、小さいながら独り立ちしたたこになったところで物語は終わります。
抑えた色調の水彩画で描かれた絵なのですが、とても生き生きして見えます。
生き物の生態、図鑑で見るのもいいですが、こうして絵本で見るのも楽しいです。
近くの図書館では幼年童話の分類に入っていましたが、それほど文章は長くないので、絵本のように楽しめますよ。