実はこの童話がどんなあらすじだったのか覚えていませんでした。
そこで見つけたのが、
絵本作家いもとようこさんが文と絵を書いた、
(もちろん原作はグリムとなっています)、
『こびとのくつや』という絵本。
いもとさんのとってもやさしい絵が印象的な一冊です。
貧しい靴屋を営むおじいさんとおばあさんには
最後の1足を作る皮しか残っていないというところから
物語は始まります。
二人が眠っているうちに、その皮はとても素敵な靴になっていて
高値で売れます。
そこでおじいさんたちは2足分の皮を仕入れると
また翌朝には2足の靴が出来ています。
それもまた売れて、皮をたくさん仕入れていきます。
朝にはまたまた靴が仕上がっています。
おじいさんたちは一体誰が靴を作っているのかと
夜中にこっそりのぞいてみると、
2人のこびとでした。
いもとさんが描くと、こびとたちはまるで天使のよう。
やさしいおじいさんとおばあさんは
こびとたちにかわいい服と靴をこしらえてあげました。
こびとたちはそのあといなくなりますが、
おじいさんたちは幸せに暮らした、というそんなお話でした。
そういうお話だったのか、
すっきりして、私も幸せに暮らしましたとな。