小2のお兄ちゃんが、このところ毎日国語の宿題でことわざを調べています。
それが気になる様子の年長の弟に、
分かりやすいことわざの本を、と思い、図書館で借りてきました。
・・・が、
人のいいラーメン屋の店主(お兄ちゃん)が、
まだ小さな弟とペットの黒猫を連れて出前に向かった、お化け屋敷の大騒動が、
お話としてもすごく楽しい!!!
ことわざが使われるのは、
ちょっと生意気な弟のセリフと、
クール状況を分析する黒猫の心のつぶやきの中なのですが、
そのことわざがまた、物語のいいスパイスになっているんです。
はたこうしろうさんの軽妙な絵のおかげで、お化け屋敷もおどろおどろしくなくポップな感じ。
怖がりの息子も興味津々で隅々まで観察、面白いポイントを見つけてはケラケラ。
読み終わって即「もう1回!」とリクエストがありました。
ことわざを気にし出したのは2回目から。
「これってどういう意味?」と聞いてきて、教えると「ふーん」と素直に納得。
宿題で辞書をひくより、ニュアンスが伝わり、ことわざが身近に感じられる気がします。
(宿題を頑張る真面目な兄よ、ごめん。)
年中さん〜小学校低学年位のお子さんにおすすめです。
もちろん、声にだしてお楽しみくださいませ。