キャラクターたちがとても生き生きと描かれています。
アニメを見慣れている人が読むと、キャラクターたちが動いたり、しゃべっている様子がすぐに頭の中に思い浮かんでくることでしょう。
夢のためにチャレンジする姿は、見ていてとても羨ましく思いました。
大人になると、いろんな制限ができて、若い頃に何か思いっきりチャレンジしてみればよかったなぁと思うことがあります。
夢に向かって、都会に出て行く主人公のナッスとジャンガでしたが。。傷もの野菜は廃棄処分という、厳しい現実が待っています。
人間の世の中でも、コンプレックスや病気など、弱い部分を抱えている人はたくさんいると思います。
そう考えると、なんだか重なる部分があって、案外感情移入してしまうストーリーでした。
子どもが読んだら、ストーリーはおもしろいし、キャラクターも可愛くてきっと楽しめるでしょう。
大人が読んでも、何か感じることがあるお話だと思います。
そして読み終わると、傷物の野菜だって、見た目が少し違うだけで、味は変わらず美味しいに違いない!だから、野菜はみんな美味しく食べてあげようと思いました。