講談絵本です。
ボランティア仲間から紹介してもらいました。
元が「講談」の話ですから、声に出してこそ、楽しい作品になっていますので、読み聞かせにはお薦めです。
山村浩二さんの描く西行も、いかにも芸術の才がありそうな、ちょっと個性的なおじさんでよかったです。
西行は平安時代の歌人です。和歌のこともある程度理解していないと、話が全然面白くないので、読み聞かせに使うなら小学校高学年以上、中学生・高校生などのお教室でお薦めします。
この作品を機に、和歌に興味を持ったり、講談に興味を持ったりしてくれる子どもたちが増えてくれたら素敵ですね。