唐突に始まるのね。ちょっとびっくりしました。
飯野さんの独特な絵の赤ずきんだと、元気な感じだし
あんまりいろいろ気にしなさそうだし、
もう読んでいる途中から(たとえ結末を知らなくても)
絶対大丈夫!という気分になります。
「おかあさんのいいつけをまもろう」なんて言いながら
家へ帰っていくけれど、また似たような失敗を繰り返す
のではないかと気が気じゃありません(笑)。
おおかみに食べられちゃうところなぞ、ジョーズかと
思いましたが(笑)、そんなわけで怖いのに怖くない。
大きく描かれているので普通に読むには少し読みにく
いかも。大きすぎて、内容を知らなければ一瞬何を描
いてあるのかわからなかったりしないかしら?そんな
ことないかしら?
絵本のサイズを大型にして、大勢を前にしての読み聞
かせに使ったら素敵だろうなあと思いました。