作者のお二人が日本へいらした時の体験から出来た絵本だそうです。ホテルの部屋に敷かれた蒲団の上で大の字になっているリサ。トイレのウォシュレットに驚いているふたり。お箸を両手で使っている場面など、新鮮な目で日本を見ていて下さっていることがわかります。
絵本がここまでシリーズ化されていしまうと、私は後ろを向いてしまいます。ですから私にはこれが初めてのリサとガスパールです。07.3.17に松屋銀座で開催されている『リサとガスパール&ペネロペ展』に行ってきました。あちらこちらから「かわいいね!」という言葉が聞こえました。本当にかわいいです。とても混雑していて原画を丁寧に見ることは出来ませんでしたが、お二人へのインタビューや、ハレンスレーベン氏の製作中のビデオはゆっくり見て来ました。作者の絵本に対する思いや画法が知れたことはよかったと思います。