「くらす」というただ日常の行為そのものが幸せなんだ、
しかしことばでは、なかなか伝えられない。
大自然によりそうことを身をもって知らせる父母の姿が、
子どもらに自ずとそのこころを伝えているのかもしれない。
版画の絵が、力強い。懐かしさも、暖かさもにじみ出る。
春夏秋冬、厳しさと、それに負けない家族の喜びとが読み取れる。
神の力を信ずるしかない大自然の「くらし」に、
みんなで、家族で、イエスさまを慕う。
人のつましい「くらし」なんて、
大きな自然の中の、ただ一粒の種のようだ。
それでも、それだから日が昇り、日が落ちるまで
懸命に「くらす」のだろうなぁ。
感謝