韓国の絵本です。深い穴に落ちた虎を、「お願いだ、どうか、助けてくれ。もうなん日も、一滴の水も飲んでいないのだ。この穴から助けてくれたら、その恩は一生わすれない」と、言われて助けたのですが、虎が若者をとってくうというのを、立っていた松ノ木と、牛が裁判官になり、二人共「人間が悪い」との判決でした。人間に対する理由は最もなのですが、「虎と若者」の関係の判決ではないと思いました。もうお終いだと覚悟していた時にうさぎが現れて裁判だったらもっと調べたほうがいいと言って、実況検分をして、落ちた穴の中に・・・・・・「虎よ、おまえのような恩知らずなやつは、そこで千年も万年も過ごすがよい」と、賢いうさぎの判決にほっとしました。虎から助けを求められても助けなかったうさぎが、自分の身の安全の為に、考えたうさぎの知恵かなあと考えてる自分がいるのも確かですが、若者が助かってよかったです。