ジ〜ンとしちゃいました。
赤ちゃんの成長に寄り添ってきた、小さいいす。
おやつを食べるときも、絵本を見るときも、...、しかられたときだっこして慰めてくれたときの絵に、キュ〜ンとしてしまいました。
ある日、「かあさん、この いす、いらないよ。 もう すわれないもん」「ああ、ほんと。いつのまにか すっかり ちいさくなったわね」の親子の会話に、
ちいさくなった?ちいさくなった? ぼくは ちっとも かわっていないのに!
のいすの言葉にドキッとさせられました。
確かに、そうですよね。
この後のいすの運命に、ハラハラしつつ読み進めました。
結果、いすにとって幸せなエンディングでほっとしました。
ものにも心があることを伝える良い機会になりそうな作品だと思います。