じんとしてしまいました。
ちいさいいすが、ひとり、森の中にいる場面はあまりに
静かで、あまりに美しく、あまりに寂しくて、胸がきゅうと
なってしまいました。
一緒に読んでいた娘は・・やっぱりよくわからないよね。
このちいさいいすの気持ちはね。
娘はまだ渦中にいる人だから。
「この いす もういらないよ」と言った絵本の中の
おとこのことおんなじだから。
今はよくわからなくとも。
大きくなって、またちいさいいすとめぐりあったおとこのこと
同じように、大人になったらわかってほしいな。
それまで大事に娘と毎日を共にした持ち物はとっておかな
ければ(あ、でも大事にとっておくのではなくって、別の
「ちいさいこ」に譲り渡した方がいいのかなあ。悩むところです)。