かんたは遊ぶ友だちがいないかと探して
町はずれの神社に行ってみた
でもいない…悔しいからめちゃくちゃの歌を歌った
「ちんぷくまんぷくあっぺらこのきんぴらこ…めっきらもっきらどおんどん」
すると神社の神木の洞から奇妙な声が聞こえて…
落ちた夜の山でこれまた奇妙な三人組がやってきた
狐面のようなの 座敷童のようなの 福禄寿のようなの
三人山様のあそびをして お餅のなる木でお餅も食べて…
かんたがお母さんを呼んだら現実に戻るという
ファンタジーの王道をいくお話。
本当に面白い本です!
読む大人によって歌のメロディが変わるのも…面白いです。
まだ読んでいない方「しっかかもっかか」って何だと思いますか?この訳が分からない言葉のおもしろさは名人長谷川さんの腕!
ただ、版が新しくなって一番終わりについた一行が要らないと思う。私は読み聞かせの時この言葉を言わないようにしていますが…。