娘は最初から「怖い」の一言です。
確かに表紙からして怪しい。紫色の空、黒い町。
黄色いカッパの男の子が不気味に浮かび上がっているんですもの。しかも手がないの!
もちろん!中身も妖怪?だらけ。
これは過去か未来か?男の子は何を伝えたいのか・・・。
ず〜っと怖いんだけど、何回も読むうち、最後の一言から想像してみると、
もしかして 黄昏から夜だけしか外へでれない、物に宿っているいい妖怪かも?と思える。
子供は怖いだけかもしれないけれど、
もしかしたら黄昏から夜にもう1つの世界がこの人間界にあり、
この殺伐とした世の中の悪いものを見つめているのかも?