さとうくんがうさぎの着ぐるみをきているような場面から始まります。
うさぎのように跳ねたりせず、
人間のような妖精のような暮らしぶりです。
不思議感いっぱいで完全に興味深々です。
しかしながらさとうくんのお話はふわふわして夢のよう。
なんて素敵なお話なの!!乙女チックなストーリー、温かいオチ
なのに・・・さとうくん。
そのアンバランスがうさぎのさとうくんの魅力です。
一冊に短編がいくつか納められている構成で
私はそらのまどが好きです。
みずたまりを開けてみたら夕焼け空につながっているんですよ。
でもやっぱりくるみも好き。
くるみを半分に割って目隠ししたら星空が一面に広がるんですよ。
疲れた大人をも癒してくれるこの絵本。ぜひお勧めしたいです。