数年前、古本コーナーでこの本に出会いました。無数のにわとりと赤い鶏小屋の絵に魅せられ思わず手に取り購入しました。当然、古本ですので格安・・・ルンルン気分で家路に着きました。子どもに早速読もうと表紙を開いてビックリ・・なんと、作者「寺村輝夫」さんのサインが書いてあるではありませんか。我が家の宝物です。
王様が散歩の途中、鶏小屋の鍵を開けた事から巻き起こる騒動は、テンポがあり楽しく読む事ができます。
こんなはずではなかったのに・・・思いとは違うところでどんどん事が大きくなって行く・・・そんなことありますよね。うそがよくないのもわかっているけど後戻りできずソワソワ・ドキドキ。
「早く、ごめんなさいって言えばいいのにね。」と感想を述べたのは、当時6歳の次女でした。