にわとり小屋でぎゅうぎゅう詰めになったにわとりを見て、かわいそうに思った王様が、にわとり小屋の戸をあけたとたん、にわとりが飛び出して大変なことに。
王さまは、悪気はなかったんです。でも、王さまがそれを隠したため、事態が大きくなって行きます。
ますます、しゃべれなくなっていく王さま。
本当は、正直にあやまらなければいけないのだけど、子供みたいでかわいい。
最終的には、口止めされためんどりが産んだたまごのめだまやきが、しゃべっちゃうんですが、それを聞いたコックさんは、「だれにもいいません。」
つまり、嘘をついて黙っていたのは悪いことだけど、このお茶目な王さまを許してあげたんですね。
楽しく読むことができました。