絵本好きの知人らも、絵本の紹介雑誌でもこぞって評価の高いこの作品。私自身も出産祝いに送ったこともあるほどなのに、わが子には生後半年くらいの頃に一度図書館で見せたときの反応がイマイチだったので、買わずに1歳まできてしまいました…。
今思えば、子どもの反応なんてコロコロ変わるから、買っとけばよかったな。
1歳になって、図書館で借りて読み聞かせてみたら、やっぱり反応はイマイチ…。一緒に借りてきた別の本にはまっていたせいもあるのでしょうが、読んでもきょとんとしていました。
ところが。
日を追うごとに、読んでくれという回数が増え、気づけば一日何回も読まされるはめに!ストーリーもキャラクターもない感性の絵本なので、一見しただけではピンとこなかったのかもしれません。
今では「もこ」「もこもこ」というあの独特な言葉の繰り返しにじっと聞き入り、イラストに見入り、最後の「ふわふわ」がとってもお気に入りで、裏表紙の「ふわふわさん(と我が家では命名)」を指差すのがお決まりです。
声に抑揚つけるだけで色んなふうに読めちゃうし、簡単だし、読み手にとっても入りやすく奥深い絵本って感じですね。
ちょっとサイズが大きめなので、狭い我が家ではきびしいのですが、もちろん購入しました。