はじめて読んだのは中学生のとき。図書館でふざけていて見つけましたが、なんだこれはと衝撃を受けました。いったいどう読めばいいのかよくわからなかったのですが、3才の次男がぼそりと、「母ちゃん、もこもこは、どうして大きくなってまたうまれるの?」と聞いてきて、なるほど3才の彼には命の神秘の物語なんだとえらく感心してしまいました。3才の哲学に感心していたら、三角のクラゲみたいなのが散るシーンでいっしょにふわふわしていたので、色々な楽しみかたがあるんだなあと思いました。面白さを子どもに教えてもらった一冊です。