ハリネズミが大好きな次女に読みました。
とっても恥ずかしがり屋のハリネズミのくるりんという男の子が主人公。
恥ずかしくなるとすぐに、くるりんと丸くなってしまい、なかなか友達ができません。
そんなくるりんに、こんにちは、と挨拶が出来るように練習に付き合ってあげるお母さん。
この練習風景がとてもかわいいんです。
沢山練習を重ね、お母さんからもう大丈夫と言ってもらい、一人で出かけていくくるりん。
最初は、こ…しか言えなかったのが、
つぎは、こん…と、だんだん言えるようになってきて、以前のように丸くならなくなり、
とうとう、最後にちゃんと、こんにちはと挨拶が出来た時にはとても嬉しくなりました。
そして、よく見ると、くるりんが出かけていく時、木の陰に誰かいますよね。
くるりんは気付いていませんでしたが、お母さんはやっぱり一人では心配だったのですね。
次女も内弁慶なところがあるので、くるりんのように勇気を出してがんばってほしいなと思いました。