この絵本は先日TV絵本で知ってずっと読んでみたいと思っていました。
私自身がすごく共感したからです。
娘は今でこそずいぶん大丈夫になってきたけども
一年前くらいは人見知りや場所見知りが激しくて初めて会う人や場所はもちろん、
何度か行ったことのある場所に行ったり会った事がある人でも
久々に会ったりすると即座に固まって泣いたりぐずったりしていました。
私もそんな娘を連れて色んなところに行くのは
かえって娘のストレスになるのかな〜
でも出かけないとさらに娘の人見知りは直らないかも・・・
とか当時は色々と悩んだものです。
今ではそれも月齢の特有なものだったのだなーと思えるのですけれどね^^;
そんな娘のことを思い出しながらこの絵本を読み聞かせてみました。
私にとってはこのくるりんの様子が娘と重なって始めは切なかったですが
娘は「くるりん、恥ずかしがりやさんやな〜〜。私、ちゃんと“こんにちは”っていえるもん」と言いながら
楽しそうにページをめくっているのを見て癒されました。
娘がくるりんに共感したかどうかは判りませんが
くるりんのために色んな動物さんのお面をかぶって
“こんにちは”の練習をしてくれるお母さんや
懸命なくるりんの様子をじっと見つめています。
この絵本のもう一つの面白いところは
「こ・・・こ・・・こ・・・」、「こん・・・こん・・・こん・・・」
と言葉につまるくるりんのセリフと出逢う動物をリンクさせてあるんです。
森の仲間たちとくるりんが仲良くなっていって
ラストのオチもほのぼの〜〜〜とした絵本です。
そしてくるりんの背後の木々に注目!ですよ。
何かがチラチラと見えてます。
心配なんですよねーきっと。私でもそうすると思います(*^m^*)
とりごえまりさんのかわいいイラストもとてもいい雰囲気です。