最近石井光太さんの本を立て続けに読みましたが、
どの本もテーマが重たくて、
読んでいて苦しくなるものばかり。
それでも、目を背けてはいけないのです。
社会の現実を知ることなしに、
自分や家族の幸せなどないとすら思います。
本書のテーマは貧困。
分かりやすい文章で書かれていて、
中1の息子も読みました。
川崎市の中学生殺害事件や、
売春をせざるを得ない少女など、
日本や世界で、
貧困が原因で被害に遭う子どもたちが丁寧に取材されています。
子どもたちの貧困の原因は、
本人に一切の非はなく、
どの家に生まれたかの運でしかありません。
それでも、貧困を恥ずかしく思い、
学校の先生などに相談することもできず、
相談すればなんとかなったであろうまっとうな教育を受けることからも遠ざかっているのが実態です。
貧困に苦しむ子どもたちに
私たち大人に何ができるのか、
まずは多くの人に、この実態を知ってもらいたく
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