かわいらしい小熊ちゃん達の絵本がシリーズであることはとても有り難いです。いろいろな風船の遊びを披露してくれるので、こちらはとてもわくわくした気持ちになります。小熊ちゃん達のように子どもにとって風船を膨らますのには肺活量が足りないのだと再認識させられました。膨らまないね。と言いながらも奮闘する二人がとても愛らしいです。膨らまない風船をロケットに見立てているところは想像力の豊かさを象徴しているかに思います。子供の想像力には驚かされるばかりです。小熊ちゃん達に優しく接しているお母さんの存在がとても印象に残りました。子供が風船に興味を持ったら再度読んであげたいです。風船はとても楽しいものだけれど扱い方によっては危ない場合もありえるということをこの絵本を通して楽しく学びとって欲しいと思います。