ピンク色の桜の表紙に惹かれて、図書館で借りてきました。
丘の上にぽつんと一つ岩がありました。
だれも近くに来てくれなくて、さみしかったのですが、ある日、小さな赤い実が転がってきました。
岩は実を大事にして、守ってあげていました。
どうなるのかな?と思っていたら、岩の隣にかわいい芽が出てきたので、こちらもうれしくなりました。
岩にも芽にも顔があって、かわいいんです。
芽はだんだん大きくなって・・・
最後のページは桜の木になっています。
あの赤い実は、さくらんぼだったのね!
四季折々の丘の景色もきれいな絵で見惚れてしまいます。
子どもに読み聞かせると「ぼくもここで遊びたいなぁ」と言っていました。
私も行ってみたい。
ともだちふやそ、というタイトルと、お友達がいっぱいできた岩のお話。
4月から入園する我が子にもぴったりでした。
春に読むのにおすすめの絵本です。