「ちびっこ大せんしゅ」や「ナガナガくん」を読んで気に入ったシド・ホフの作品です。
この作品もそうですが、頑張っている人を天は見逃さないし、何かしらいいことがあるという展開に、作者の温かいまなざしを感じます。
サーカスのぞうになれなかったオリバー。
自分を飼ってくれる飼い主をひたすら探します。ぞうだからおいそれとは飼えませんよね。
書きながら気づいたのですが「ぐるんぱのどうぶつえん」にも少し通じるところがあるかもしれません。子どもとの交流が転機となるところです。
読後感が温かく寝る前に読んでも安心して眠りにつけそうな作品だと思いました。