年をとったアナグマは賢くて物知りで友人の誰からも慕われていました。
ところが、そんなアナグマが死んでしまいみんなはとても悲しみます。
友人達は時間がたつにつれ、アナグマの「死」というものを乗り越えることが出来ることになるのですが、それが全てアナグマが残してくれた思い出ののおかげでした。
「死」=「暗い」というイメージがあったのですが、決してマイナスの面だけばかりではないのだと教えてもらったような気がしました。
下読みせずに娘に読み聞かせたのですが、途中で涙があふれてきて読めなくなってしまいました。
「死」という重いテーマなのですが、読み終わると穏やかな気持ちになります。